本日の静岡新聞によると例年最も富士登山者の多い山梨県吉田口は
山開きから1週間で早くも1.5倍になったと報じています。
ただし静岡県側の3登山口(富士吉田、須走、御殿場)はいまだ山開き
以降の登山者の計測結果はでていないそうだ。
今年は世界文化遺産登録効果もあってかなりの登山者が増えることが
予想されるのに登山者数を把握できていないのは意外だった。
これは環境省が8合目付近に設置してある赤外線カウンターのデータを
職員が出向いて読み取っているためとも報じていた。
ただし吉田口は6合目の安全センター前を通過する登山者を24時間
目視で数えているため比較データが発表できたのですね。
たしかに富士山のような登山口はゲートがあったり入場券を払っている
訳ではないので登山者の人数を数えるのは難しいことは容易に
想像できます。
毎年報道される頂上付近の長蛇の列や、駐車場の状況をを見るにつけ
入山制限されるのではないかと、憂いているのは静岡県民の私だけでは
無いでしょう。
私は入山料を徴収することについては賛成ですが、それがどれだけ
登山者数の増加にブレーキとなるか疑問です。
このままいけば富士登山はチケット予約制とか当選者のみ登山可能と
いったことになることも予想されます。
富士登山がますます便利になったり、多くのファンが増えてくれることは
嬉しく思っていましたが「世界文化遺産」登録について改めてその
影響の大きさについてじわじわと心配も芽生えつつあります。
今年は花や自然の景色を楽しむコースをドライブしたり、絵になるスポットや
美しい姿を紹介していこうと思います。