富士山の弾丸登山と高山病について

富士山の弾丸登山と高山病についてやぎのアンテナブログ富士山へ登るときに気を付けておきたいことを書いてみます。

「弾丸登山」とは睡眠もとらずに山頂を目指すことをいいますが、ケガや高山病に
かかる恐れが多くあると言われています。

午後10時過ぎに5合目まで一気に車で登り、ご来光を目指して夜通し歩く方が
3割以上いるそうです、これでは健康な人でも調子をくずすでしょう

私は静岡県内に住んでいるので夏になると高原の涼を求めて5合目まで
ドライブに行くことがあります。

この写真は県内は残暑が厳しかったこと、交通規制も終わっているだろうと
2009年9月19日に富士宮口から宝永山まで行った時のものです。

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この時は夏山シーズンは終わっていて頂上を目指した訳ではありませんが
普通に5合目まで車でいっただけで娘は頭が重いと言っていました。

高山病の症状としては「頭痛」、「吐き気」、「眠気」といった症状が出ることが
あげられますが岩場で足もとが悪いうえ、体のバランスも崩しやすくなっています。

日ごろウォーキングで歩くことに慣れた人でも体が言うことをきかず転ぶことが
あるので(私がそうでした)手袋をはめる等で転倒対策をしましょう。

スタート地点でこんな調子になる場合があるくらいですので、体を徐々に

順応させながら高所を目指すことが大切です。

5合目に着いたら、ゆっくり休憩をとって登山に備えましょう。

貧血気味の人や低気圧が近づいただけで頭痛がする、といった方は特に注意して
なにがなんでも登ってやる、というのでなく吐き気をもよおすようならやめる勇気も
必要です。

頂上まで行けなくても十分登山の雰囲気はあじわえます。「富士山は遠くで眺める
ものだ。」と、負け惜しみを言ってあきらめましょう。(笑)

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体質は簡単には変えられないので少なくても登山の2週間前くらいから、生活を
規則正しくしておく、とか毎日20分以上歩いておくのも有効と言われています。

これって簡単にできそうだけど難しいですね。

さらに登山中は呼吸をゆっくり、深く、意識して血液中に酸素を取り入れること、
服装も締め付けの少ないものを心がける、これならできそう?

あと、血液が濃くならないよう水分を少しずつ回数を多めにとることも忘れずに。

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